サービス
市民のドラレコで街を見守る
Citizen Entry Type Record
Application System
(市民参加型記録活用システム)
CETRASは、市民の方々のドライブレコーダーを動く防犯カメラとして新しく捉え直し、地域防犯や犯罪捜査に活用する次世代型防犯システムです。
市民の方々が日常生活の中で使用しているドライブレコーダーをCETRAS LINKでネットワークに接続し、事件や事故が発生した際には偶然近くを走行していた車から必要な範囲の映像だけを警察等の関係機関に提供する方式を採用しています。
市⺠の方々も映像撮影者という立場で防犯システムに参加することでこれまででは成し得なかった様々な機能を実現できるようになります。
Citizen
市民
Entry
参加
Type
型
Record
記録
Application
活用
位置と時間を指定し、
映像をドラレコから直接収集
ネットワーク側から事件や事故の発生位置・日時を指定し、その周囲の映像の提供を要請する信号をCETRA LINK対応のドライブレコーダーへ一斉配信します。
信号を受信したCETRA LINK対応の各ドライブレコーダーは指定されている範囲の映像が録画されているかを自動的に検索し、その範囲で映像が録画されていた場合には、その部分の映像だけを抽出してCETRASサーバーに送信します。
各ドライブレコーダーからアップロードされた映像を分析して犯罪捜査や事故原因、災害対策等に利用することが可能になります。
各ドライブレコーダーからアップロードされた映像を分析して犯罪捜査や事故原因、災害対策等に利用することが可能になります。
Feature.01
ネットワーク経由により映像をドラレコから人手を介さず直接回収できることで、誘拐やテロなど一刻も早い情報収集が求められる事件にも素早く対処でき、一時的に悪化した地域の治安をいち早く正常化できます。
Feature.02
少量の映像を各市民が分散して保有し、事件や事故現場付近の映像だけを警察や自治体へ必要に応じて提供するため、目的の範囲を越えて大量の映像を誰かが不要に集めることを原理的に防止することができます。
Feature.03
これまでのように地域防犯の責務を警察に一方的に押し付けるのではなく、市民・自治体・警察の3者が無理の無い範囲で協同することで、これまでと比較して遥かに安いコストで同等以上の治安効果を実現できます。
官民が協同して作り上げる安全な地域コミュニティー
CETRASは市民参加型記録活用(Citizen Entry Type Record Application System)です。これまでのように防犯に関して警察や自治体に一方的に押し付けるのではなく、市民が地域の防犯に関して参加することでCETRASが根付くためにはそれぞれ果たすべき役割があります。
市民
自治体
警察
メリット
地域コミュニティの安全に貢献できること、また、提供いただいた映像が使われた場合に対価が支払われるため走っているだけで思わぬ収入が得られることも。
より効率的に重要な情報源にアクセスできる。
犯行現場付近の映像を迅速に入手でき、犯罪捜査の効率化と現場の警察官の安全を確保できること。
役割
普段の日常生活の中でCETRA LINK対応ドラレコを使用する。
市民と警察をつなぐ地域の窓口として情報の配信や、ドラレコ購入の補助金を設定する。
事件発生時に市民のドラレコから映像を回収し、迅速な犯罪捜査に活用する。
市民
自治体
警察
監視社会ではない見守り社会へ
中国では既に数億台のカメラが街中に張り巡らされています。これが防犯カメラではなく監視カメラになり得ることは明らかでしょう。
問題は膨大なカメラの映像を政府が目的の範囲を越えて自由に使える点にあります。使う側の人間が不完全である以上、この仕組みは必ず社会を監視社会へと導きます。
市民は大量の
税金を政府に
支払い、
そのお金で政府がカメラを設置する
CETRASでは、街中の映像を多数の市民が分散して所有し、事件や事故などで映像が必要になった場合のみ、必要な範囲の映像が政府に提供されるため、目的の範囲を越えての映像利用が原理的に防がれます。
映像の所有権を市民側に引き寄せることで、政府が防犯の名の下で市民の行動を制限する監視社会ではなく、市民の一人一人が地域を見守る見守り社会を実現します。
税金の代わりに
市民はドラレコを使用し、
必要な映像を政府に提供する。
どちらの社会を選びますか?
犯罪捜査の基本は聞き込みです。
犯人の手がかりとなる情報は、
私達市民の頭の中に記憶されており、
警察はその情報を集めて犯人を浮かび上がらせます。
昨日6時頃に3丁目で殺人事件があったのですが、何かご存知ありませんか?
そう言えば・・、相続で揉めているって先月言っていたような・・。
平成初期頃までは地域住民のつながりも強く情報も集まりやすかったのですが、近年は住民間のつながりも薄れており、隣に誰が住んでいるかも分からないといったことも普通になりつつあります。
昨日6時頃に3丁目で殺人事件があったのですが、何かご存知ありませんか?
そんなこと私に聞かれても・・
そこで出てきたのが防犯カメラです。足りない情報を補うために防犯カメラを街中に設置し、その映像を犯罪捜査に利用します。
一方で、山奥で行方不明になっている少女の事件など、都市部以外で発生する事件には未解決の事件も少なくありません。
そもそも警察や自治体が対処する事件や災害は、いつ何処で発生するか知り得ない偶発的な事象です。このような偶発的事象に対して手掛かりを入手するためにあらかじめ街中に無数の固定防犯カメラを設置することは、人口密集地の都会や特に治安が悪い局所地域を除いては無駄が多過ぎるのです。
そこで防犯に対する新たな考え方が出てきました。それが
『偶然』に対しては『必然』
ではなく『偶然』で対処する
という考え方です。
車社会である現代においては偶然近くを通りかかっていた誰かのドラレコに手掛かりとなる映像が記録されていると考え、ドラレコを動く防犯カメラとして捉える方法です。この方法であれば、市民がドラレコを購入・設置しているため、固定防犯カメラを設置する予算が確保できない地方の自治体でも活用の道が開かれます。
ただ、この考え方でも1つ致命的な問題が存在しています。それは
『誰』のドラレコに
手がかりとなる映像が
録画されているか分からない
という問題です。
聞き込みであれば事件現場付近の住民に当たれば高い確度で有益な情報を取得できるのに対し、車は人の10倍の速度で移動していることから、情報源が面積比で100倍の広さの範囲に分散してしまいます。当然、該当する映像が記録されているドラレコの所有者を探し当てるためのコストも100倍かかってしまうため、よほど大きな事件でない限りは映像が埋もれてしまうという問題が残ってしまいます。
そこで開発された仕組みがCETRASです。ドラレコ自体をネットワークに接続し、人手を介さず直接ドラレコに問いかけて自動的に検索を行い、映像が記録されていた場合に送信することで、どれだけ広範囲にドラレコが分散しても関係がなくなり、迅速かつ低コストで必要な映像を関係機関へ提供することができるようになりました。
CETRASに参加することはとても簡単。
CETRA LINK対応のドラレコを
使用するだけです。
特別にパトロールなどをする
必要もありません。
塵も積もれば山となる。
一人一人の市民の方が撮影している時間は短くても、多くの市民が日常生活の中でCETRAS LINK対応ドラレコを使用することで、市民が一丸となって街を見守っている状況が作り出されるのです。
CETRASが生まれた経緯は、これまでに誘拐され、殺されてしまった子ども達の事件を防ぐために開発された防犯システムです。誘拐されてからの数時間以内に手掛かりを収集できなければこの手の犯罪を防ぐことはできず、迅速性という強みを発揮するCETRASが唯一のアプローチになります。
より多くの市民の方々がCETRASに参加することで、あなたの街がより安全で安心する街になります。
現在、各自治体様へCETRASの導入を
提案させていただいております。
ご自身の住まわれている自治体様で既に
CETRASが導入済みかどうかは一度
生活安全課にお問い合わせ下さい。